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2011年 02月 13日

RFT.TELEFUNKEN.PHILIPS & 。。。。。。

d0121493_2295251.jpg

プリアンプの12AU7(互換)球転がし。
なんだかんだと言いながら5種類も揃ってしまった。
左からPHILIPS ECG 5963
同じくPHILIPS ECG 6189W
J/J ECC82
TELEFUNKEN ECC82(プリントが消えかかってる)
そしてRFT ECC82。
これが一番背が高い。
d0121493_22192068.jpg

RFTはプレート長が半分でJ/J と同じだ。
他の三種類は長いプレートだ。
PHILIPS ECGはともに JAN規格品。

あれこれメーカーと製作年代での違いを楽しもうというのだが、
言ってみれば 料理の塩加減を試しているみたいなものかな。
自分好みの味付けに近いのはどの塩加減なのか。
これが中々微妙で難しくて、楽しいのである。
もともと真空管メーカーは工業製品を作ろうとしているのであって
決して「美しい音が出る真空管を設計しよう」などとは微塵も考えていなかったのだ。

定位やレンジといったところから
ピアノの鍵盤をたたいたあとの音の消え入り方
教会音楽のホールの響き
ライブ演奏の観客のざわめき
ボーカルでのサ行の強調され具合 などなど
「どうでもええやん」と言うようなことの差を気にするわけである。
いつものように初段管を交換してみる。
(後段は6189Wのままだ)

JAN規格品は6189Wも5963も定位の良さはピンポイントで決まる。
これはさすがである。サ行の強調もない。

RFT ECC82はセンター付近の定位が甘く、レンジはちょっと狭い。
サ行の強調もなく、女性ヴォーカルが実に良い。
ピアノが美しく転がって響く。

TELEFUNKEN ECC82はどうか。
センターまわりの定位はRFTよりベターだがJAN規格品には負けてる。
これも女性ヴォーカルが美しく、ピアノが素敵なのはRFTに似ている。
残念ながらサ行が強調されて耳に付くのである。

なんだかんだと言いながら球転がしで遊んでいるのである。
で、自分の好みに近い組み合わせは、これだ。
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初段にRFTを、そして後段にはテレフンケン という流れである。
定位にはやや甘さがある。それはレンズで言うと絞り開放での甘い描写ということではなく
JAN規格品が絞り値11とかF16だとするとF5.6からF8ぐらいということになるかな。
ピンポイントでビシッと決まりきらない面があるが、これは出てくる音の柔らかさとして許容できる範囲だ。
後段にJAN規格品と組み合わせたのには負けるが、
RFT・TELEFUNKEN それぞれ単独に初段に据えたときよりはベターだ。
サ行の強調も初段にRFT、後段にTELEFUNKENという組合せで耳につくほどではなくなった。
なによりも女性ヴォーカルの艶やかさ、そしてピアノの美音、余韻の消え入り方が秀でている。
弱音レベルの表現力がいい。
おもわず聞き惚れる。
オスカー・ピーターソンはもちろんフィニアス・ニューボーンのピアノがいい。
キース・ジャレットの節回しがいい。
内田光子のピアノソロもね。

ということで、やってきたRFTを迎えて大幅に変更。
「聞き惚れる音」=音楽が流れてくるのである。
初段RFT+後段TELEFUNKEN で楽しませてもらおう。
「球転がし」は時間がかかるのである。
しばらく聴き込まないと。
うふふ。
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by jazzwithaltec | 2011-02-13 22:56 | audio


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