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2009年 10月 25日

スピーカー梱包作戦

スピーカーをボックスに入れる。
平面バッフルでない限り、スピーカーユニットは箱に入ってる。
この箱に入っているということがさまざまな問題を生じさせる。
ボックスそのものの強度や材質による共振の影響や、設置部屋の後や横の壁からの間接音=反射音の影響から逃げられない。
部屋との定在波の影響もある。
それらはすべて濁りになる。音ににじみを付加する。
しかし部屋の影響からは逃げられない。
それなら少しでも改善できる方法があるなら、トライしてみよう。

高価な音響コントロールボードなどもあるけれど、置くだけで部屋の雰囲気そのものを変えてしまう。
非日常な空間になっても良いというなら話は別。
普通に暮らす部屋でオーディオを、ジャズを楽しみたいのだ。

あまり目立たずにこの問題を少しでも解決できないか。
いろいろ考えてた。ある日ひらめいた。
スピーカーボックスそのものを吸音材で包んでしまえばいいんだ。
で、実際にやってみた。
これだ。
d0121493_2051816.jpg

スピーカーボックスの前面を除いて左から後面、そして右側へぐるりと吸音材を巻きつけたのだ。
後ろや横の壁からの反射音で影響が大きいのは中・高音。
これらは視聴位置での音の濁り滲みとなる。
それを発生源でカットもしくは減少させようという試みだ。
狭い部屋なのでスピーカーは背後の壁から1メートルも2メートルも離して置けぬ。
どうしても背面反射音の影響を受けてしまう。
スピーカーと壁の間に定在波がこもる。
そこでこの工夫という次第。
スピーカーユニットからの音だけが耳に届くようにね。

吸音材をぐるりと巻きつけるための加工など簡単、簡単。
スピーカーボックスに躊躇することなくパーツを取り付た。
先に紹介したように我が家のスピーカーは自作したものだ。
それなりに強固なつくりにしているし、それなりに吸音材も
放り込んである。
それでも効果があるか?
ある。
音のクリアーさが増した。
雑味が減ったというべきか。
低音部はやせたという印象はない。大丈夫。
カサンドラ・ウイルソンの声がさらに魅力を増した。
何というシンガーなんだ!彼女は素晴らしい。

某誌で部屋の反響反射音も活かして臨場感を出すという記事が掲載されていたがとんでもない。
CDになった時点ですでに会場の反響音や残響など録音現場の影響を受けた音楽データになってる。
それを聴くのに余分な部屋の反射音を付加する必要など全くない。
CDに入っている音楽データをそのままスピーカーから聴き取れればよい。
試聴位置に壁からの反射音は不要なのだ。

しばらくはこのシステムでジャズを楽しもう。
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by jazzwithaltec | 2009-10-25 21:10 | audio


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